海外旅行では、空港やホテルのスタッフが話した英語を聞き取れず、返事に困ることがあります。そんなときは黙り込まず、聞こえなかった部分や分からない内容を具体的に伝えることが大切です。この記事では、旅行先の会話を続けるために役立つ聞き返し表現を場面別に紹介します。
旅行で役立つ英語の聞き返しフレーズ
英語が分からないときは、「聞こえなかった」のか「言葉の意味が分からない」のかを伝え分けると、相手も対応しやすくなります。書いてもらう、指さしてもらうなど、耳だけに頼らない方法も活用しましょう。
聞き取れなかったと伝える
ホテルのフロントで朝食会場の案内を受けましたが、最後の部分が聞き取れなかった場面です。
Breakfast is served on the second floor until ten.
朝食は10時まで2階で提供しています
Sorry, I didn’t catch that.
すみません、聞き取れませんでした
Breakfast is on the second floor.
朝食会場は2階です
I didn’t catch that. は、相手の発言をうまく聞き取れなかったと丁寧に伝えられる定番表現です。thatをthe last partに替えれば、「最後の部分を聞き取れませんでした」という意味になります。
言葉の意味が分からないと伝える
空港でスタッフが使った単語は聞こえたものの、その意味が分からない場合は、単語を示して質問します。
Your flight has been rescheduled.
お客様の便は変更されました
What does “rescheduled” mean?
「rescheduled」とはどういう意味ですか?
It means your flight will leave at a different time.
飛行機が別の時刻に出発するという意味です
What does ○○ mean? は、聞き取れた単語の意味を尋ねる形です。分からない単語をそのまま○○に入れれば、空港やホテルなど幅広い場面で使えます。
別の言い方で説明してもらう
単語の意味を聞いても理解しにくいときは、より簡単な表現に言い換えてもらいましょう。
You need to validate your ticket before boarding.
乗車前にチケットを有効化する必要があります
Could you say that in a different way?
別の言い方で説明していただけますか?
Please put your ticket into this machine first.
先にこの機械へチケットを入れてください
in a different wayは「別の方法で、別の言い方で」という意味です。聞き直しても同じ説明が分からないときは、表現そのものを変えてもらうと理解しやすくなります。
書いてもらう・指さしてもらう
地名や住所、搭乗口番号などは、紙や地図で確認すると間違いを防げます。
Could you write it down for me?
それを書いていただけますか?
Of course. This is the address.
もちろんです。こちらが住所です
Could you point to it on the map?
地図上で指さしていただけますか?
Sure. We are here, and the station is here.
はい。現在地はここで、駅はこちらです
write it downは「書き留める」、point to itは「それを指さす」という意味です。数字、地名、住所のように正確さが必要な情報に向いています。
一部分だけを確認する
説明の大半は理解できたものの、搭乗口の番号だけが曖昧だった場面です。
Your flight departs from Gate 15.
お客様の便は15番搭乗口から出発します
Did you say Gate 15?
15番搭乗口とおっしゃいましたか?
Yes, that’s right.
はい、そのとおりです
Did you say ○○? は、聞こえた内容が正しいか確認する表現です。時刻・金額・ゲート番号など、曖昧な部分だけを具体的に聞き返すと会話がスムーズです。
会話を止めずに聞き返す短い表現
駅の窓口などで会話が続いているときは、短い表現でも確認できます。
The next train leaves at eight twenty.
次の電車は8時20分に出発します
Sorry?
すみません、何とおっしゃいましたか?
Eight twenty.
8時20分です
The eight-twenty train?
8時20分の電車ですか?
Sorry? は短く自然な聞き返しです。また、Gate 15? やAt six? のように、確認したい語句だけを疑問調で返す方法もあります。ただし、改まった場面では完全な文を使うほうが丁寧です。
基本単語リスト
| 英単語 | 日本語訳 |
|---|---|
| catch キャッチ | 聞き取る、理解する |
| mean ミーン | 意味する |
| different ディファレント | 異なる、別の |
| explain エクスプレイン | 説明する |
| write down ライト ダウン | 書き留める |
| point to ポイント トゥ | 指さす |
| address アドレス | 住所 |
| map マップ | 地図 |
| gate ゲート | 搭乗口 |
| depart ディパート | 出発する |
| reschedule リスケジュール | 予定を変更する |
| validate ヴァリデイト | 有効化する |
| boarding ボーディング | 搭乗、乗車 |
| confirm コンファーム | 確認する |
困ったときは具体的に聞き返そう
英語が聞き取れないときは、聞こえなかったことを伝えるだけでなく、意味を尋ねる、別の表現を頼む、文字や地図で確認するといった方法があります。すべてを理解しようとせず、必要な部分を具体的に確認すれば、旅行中の会話を落ち着いて続けられます。


