飛行機で座席を倒したいとき、後ろの人へひと言確認できると安心です。しかし、「席を倒す」を英語でどう表現すればよいのか、迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、機内ですぐに使える定番フレーズから、より丁寧な聞き方、相手の返答への対応まで紹介します。短い表現を覚えて、海外旅行で気持ちよくコミュニケーションを取りましょう。
「席を倒してもいいですか?」の定番表現
最も覚えやすく、自然に使える表現は次のフレーズです。
May I recline my seat?
席を倒してもいいですか?
「recline」は、椅子や座席を後ろへ倒すという意味です。「May I〜?」は相手に許可を求める丁寧な形なので、面識のない乗客に声をかける場面に適しています。
もう少し日常的に言うなら、次の表現も使えます。
Can I put my seat back?
席を後ろに倒してもいいですか?
「put my seat back」は会話的で分かりやすい表現です。「Can I〜?」は「May I〜?」よりややカジュアルですが、失礼な言い方ではありません。

丁寧さ別に使える英語フレーズ
短くシンプルに尋ねる
英語に自信がない場合は、「May I recline my seat?」だけで十分です。笑顔で後ろの人を見ながら伝えれば、意図がより伝わりやすくなります。
さらに丁寧に尋ねる
相手が食事中だったり、ノートパソコンを使っていたりするときは、次のように尋ねると丁寧です。
Would you mind if I reclined my seat?
席を倒してもよろしいでしょうか?
「Would you mind if〜?」には「〜したら気になりますか」というニュアンスがあります。相手への配慮が伝わる一方、返答の受け取り方には注意が必要です。「No」や「Not at all」は「気にしません」、つまり倒してもよいという意味です。
少しだけ倒したいと伝える
大きく倒すつもりがないことを伝えたい場合は、「a little」を加えます。
May I recline my seat a little?
席を少し倒してもいいですか?
「a little」を付けるだけで、後ろの人に配慮していることが伝わりやすくなります。
実際に声をかけるときの流れ
いきなり座席を動かすのではなく、まず後ろを振り返り、相手の状況を確認しましょう。そのうえで「Excuse me」と声をかけてから質問します。
会話例は次のとおりです。
A: Excuse me. May I recline my seat?
すみません。席を倒してもいいですか?
B: Sure, no problem.
もちろん、問題ありません。
A: Thank you.
ありがとうございます。
許可をもらった後も、座席はゆっくり倒すことが大切です。急に倒すと、後ろのテーブルに置かれた飲み物やパソコンにぶつかる可能性があります。

相手の返答と受け答え
相手が了承するときは、「Sure」「Of course」「No problem」などがよく使われます。いずれも「いいですよ」という意味なので、「Thank you」と返してから座席を倒しましょう。
一方、次のように待ってほしいと言われることもあります。
Could you wait until after the meal?
食事が終わるまで待ってもらえますか?
その場合は、「Sure」や「Of course」と答えれば問題ありません。また、「Would you mind if〜?」への「No, not at all」は拒否ではありません。「まったく気にしません」という了承の返事です。
「Would you mind〜?」に対する「No」は、基本的に許可を表すと覚えておきましょう。

機内で座席を倒すときの注意点
英語で確認できても、いつでも座席を倒せるとは限りません。離陸時と着陸時には、客室乗務員から座席を元の位置へ戻すよう案内されます。シートベルト着用サインや機内アナウンスにも従いましょう。
- 離陸時・着陸時は座席を倒さない
- 機内食の提供中はできるだけ元の位置に戻す
- 後ろの人がテーブルやパソコンを使用していないか確認する
- 許可を得た後もゆっくり動かす
座席が倒れない場合や、リクライニングしてよい時間か分からない場合は、客室乗務員に「Is it okay to recline my seat now?(今、席を倒しても大丈夫ですか?)」と尋ねられます。
まとめ
飛行機で「席を倒してもいいですか?」と伝える基本表現は、May I recline my seat?です。より会話的な「Can I put my seat back?」や、丁寧な「Would you mind if I reclined my seat?」も場面に応じて使えます。
難しい文章を作る必要はありません。「Excuse me」と声をかけ、短いフレーズで確認するだけでも十分に気遣いが伝わります。相手の状況を確認しながら、機内で快適に過ごしましょう。

