海外の空港では、搭乗口の確認や搭乗券の提示など、英語でやり取りする場面があります。空港のアナウンスは速く、聞き慣れない表現も多いため、不安を感じる方もいるでしょう。
しかし、搭乗口で使われる英語には決まった表現が多く、基本的なフレーズを覚えておけば落ち着いて対応できます。この記事では、飛行機の搭乗前から機内へ向かうまでに役立つ英語を、具体的な会話例とともに紹介します。
搭乗口でよく使われる基本英語
まずは、搭乗口周辺の案内やアナウンスでよく使われる単語を確認しましょう。
- gate:搭乗口
- boarding:搭乗
- boarding pass:搭乗券
- departure:出発
- delayed:遅延している
- final call:最終案内
- boarding group:搭乗グループ
- carry-on baggage:機内持ち込み手荷物
空港では、搭乗券に記載されたゲート番号と、案内モニターに表示される最新情報を確認します。搭乗口は出発直前に変更される場合があるため、空港のモニターも必ず確認しましょう。
搭乗は一般的に、優先搭乗、グループ別の案内、最終案内という順番で進みます。自分のグループが呼ばれるまでは、搭乗口の近くで待機します。

搭乗開始前に確認するときの会話例
搭乗口が合っているか確認する
搭乗口に到着したら、目的地や便名が合っているか確認すると安心です。
Passenger: Is this the gate for Flight 105 to London?
Staff: Yes, it is. Boarding will begin at 10:30.
日本語では「ここはロンドン行き105便の搭乗口ですか?」「はい。10時30分に搭乗を開始します」という意味です。
Is this the gate for ~? は、搭乗口を確認するときにそのまま使える便利な表現です。目的地を入れる場合は for London、便名を伝える場合は for Flight 105 と続けます。
搭乗開始時刻を尋ねる
Passenger: What time does boarding start?
Staff: Boarding starts in about 20 minutes.
What time does boarding start? は「搭乗は何時に始まりますか?」という質問です。in about 20 minutes は「約20分後に」という意味になります。
搭乗するときの基本的な会話例
搭乗が始まると、係員から搭乗券やパスポートの提示を求められます。列に並ぶ前に、すぐ取り出せるよう準備しておきましょう。
Staff: May I see your boarding pass and passport, please?
Passenger: Sure. Here you are.
Staff: Thank you. Please proceed to the aircraft.
Here you are. は、搭乗券などを相手に渡すときの「どうぞ」にあたる表現です。Please proceed to the aircraft. は「飛行機へお進みください」という意味です。
書類を求められたら、Sure. Here you are. と答えれば自然です。
自分の搭乗グループを確認する
Passenger: Is Group 3 boarding now?
Staff: Not yet. We are now boarding Group 2.
Passenger: I see. Thank you.
まだ順番ではない場合、Not yet. と案内されます。搭乗券に書かれた boarding group や zone を確認し、自分の番号が呼ばれてから列に並びましょう。

搭乗口で困ったときに使える英語
搭乗口が変更されたか尋ねる
Passenger: Has the gate changed?
Staff: Yes. Your new gate is Gate 18.
Has the gate changed? は「搭乗口は変更されましたか?」という意味です。案内モニターと搭乗券で番号が異なるときに使えます。
搭乗に遅れそうなとき
Passenger: I’m on Flight 105. Am I too late to board?
Staff: Boarding is still open. Please hurry.
Am I too late to board? は「搭乗するには遅すぎますか?」と確認する表現です。時間に遅れそうな場合は、便名と搭乗券を示しながら空港スタッフに相談してください。搭乗締切時刻は出発時刻より早いため、できるだけ余裕を持って搭乗口へ移動することが大切です。
手荷物を預けるよう言われたとき
Staff: We need to check your carry-on bag at the gate.
Passenger: Will I pick it up at baggage claim?
Staff: Yes, you can collect it at your destination.
機内の収納スペースが足りない場合、搭乗口で手荷物を預けることがあります。貴重品、薬、電子機器などは、預ける前にバッグから取り出しましょう。
英語を聞き取れないときの伝え方
係員の英語を聞き取れなかったときは、分かったふりをせず、丁寧に聞き返しましょう。
- Pardon?:もう一度お願いします
- Could you say that again, please?:もう一度言っていただけますか?
- Could you speak more slowly, please?:もう少しゆっくり話していただけますか?
- Could you write down the gate number?:搭乗口の番号を書いていただけますか?
Pardon? だけでも通じますが、丁寧に頼みたい場合は Could you ~, please? が便利です。分からないときは、Could you say that again, please? と伝えれば失礼にはなりません。
数字や搭乗口を聞き取れない場合は、搭乗券やスマートフォンの画面を見せながら確認する方法も有効です。

まとめ
飛行機の搭乗口では、搭乗口の確認、搭乗時刻の質問、搭乗券の提示など、定番のやり取りが中心です。Is this the gate for ~? や Here you are. など、短く使いやすい表現から覚えておきましょう。
英語が聞き取れなくても、丁寧に聞き返せば問題ありません。搭乗券とパスポートを準備し、案内モニターを確認しながら、落ち着いて搭乗手続きを進めてください。


