海外旅行の機内では、飲み物を頼んだり、座席について相談したりと、客室乗務員(CA)に英語で話しかける場面があります。難しい英文を組み立てなくても、短い定番フレーズを覚えておけば十分に意思を伝えられます。
この記事では、機内でよく使う英語を場面別に紹介します。丁寧で自然な表現を身につけて、空の旅を安心して楽しみましょう。
CAにお願いするときの基本フレーズ
何かをお願いするときは、「Could I have ~?」や「Could you ~?」を使うと丁寧です。最初に「Excuse me.」と声をかけると、より自然に会話を始められます。
- Excuse me.(すみません)
- Could I have ~?(~をいただけますか?)
- Could you ~?(~していただけますか?)
- May I ~?(~してもよいですか?)
たとえば、毛布が欲しい場合は「Could I have a blanket, please?」と伝えます。依頼の最後に「please」を添えると、短い英文でも丁寧な印象になります。
依頼に対応してもらったら、「Thank you.」または「Thank you very much.」とお礼を伝えましょう。

座席や荷物についてお願いする英語
座席や手荷物について困ったときも、具体的な単語と基本の型を組み合わせれば伝えられます。
座席について確認する
- Where is my seat?(私の席はどこですか?)
- Is this seat 24A?(ここは24Aの席ですか?)
- Could I change my seat?(席を変更できますか?)
- Is there an empty window seat?(空いている窓側の席はありますか?)
- Could I move to an aisle seat?(通路側の席へ移れますか?)
「窓側」は「window seat」、「通路側」は「aisle seat」です。「aisle」は「アイル」に近い発音になる点も覚えておきましょう。ただし、空席があっても安全上の理由などで移動できない場合があります。
荷物の収納を頼む
- Could you help me with my bag?(荷物を手伝っていただけますか?)
- Where can I put this bag?(この荷物はどこに置けますか?)
- Is there any space in the overhead bin?(頭上の収納棚に空きはありますか?)
荷物を持ち上げるのが難しいときは、無理をせずに助けを求めましょう。
飲み物や機内食を頼む英語
飲み物や食事を注文するときは、「Could I have ~, please?」に欲しいものを入れるだけです。
- Could I have some water, please?(お水をいただけますか?)
- Can I have a cup of coffee?(コーヒーを一杯いただけますか?)
- Could I have another drink?(飲み物をもう一杯いただけますか?)
- Do you have orange juice?(オレンジジュースはありますか?)
「some water」のように、数えられない飲み物には「some」を使うと自然です。「Water, please.」だけでも、機内サービスの場面では問題なく通じます。
機内食の選択肢を確認する
- What are the meal options?(食事は何を選べますか?)
- Do you have a vegetarian meal?(ベジタリアン向けの食事はありますか?)
- Does this contain nuts?(これにはナッツが入っていますか?)
- Could I have the chicken, please?(チキンをお願いします)
よく聞かれる「Chicken or beef?」は「鶏肉と牛肉のどちらにしますか?」という意味です。「Chicken, please.」のように答えれば十分です。アレルギーがある場合は、搭乗前に特別食を予約したうえで、機内でも確認しましょう。

機内設備や体調について質問する英語
トイレの場所や機内設備を尋ねるときは、「Where is ~?」や「How can I ~?」が便利です。
- Where is the restroom?(トイレはどこですか?)
- How can I connect to the Wi-Fi?(Wi-Fiにはどう接続しますか?)
- Could I have a blanket and a pillow?(毛布と枕をいただけますか?)
- My reading light isn’t working.(読書灯が動きません)
- My screen isn’t working.(画面が動きません)
体調が悪くなった場合は、遠慮せず早めに申し出てください。
- I don’t feel well.(気分がよくありません)
- I feel sick.(吐き気がします/具合が悪いです)
- I feel dizzy.(めまいがします)
- Do you have any medicine for a headache?(頭痛薬はありますか?)
緊急性があるときは、完璧な英文よりも症状をすぐ伝えることが大切です。持病やアレルギーがある場合は、「I have asthma.(ぜんそくがあります)」など、必要な情報も続けて伝えましょう。
聞き取れないときやトラブル時の英語
相手の英語が聞き取れなくても、分かったふりをする必要はありません。聞き返すための短いフレーズを使いましょう。
- Sorry?(すみません、もう一度お願いします)
- Could you say that again, please?(もう一度言っていただけますか?)
- Could you speak more slowly?(もう少しゆっくり話していただけますか?)
- What does that mean?(それはどういう意味ですか?)
乗り継ぎや忘れ物などのトラブルには、次の表現が役立ちます。
- I left my phone at my seat.(座席に携帯電話を忘れました)
- I can’t find my passport.(パスポートが見つかりません)
- Will I make my connecting flight?(乗り継ぎ便に間に合いますか?)
- What should I do?(どうすればよいですか?)
聞き取れないときは「Could you say that again?」を使い、重要な案内を必ず確認しましょう。必要に応じて、予約画面や目的地をスマートフォンで見せるのも有効です。

まとめ
機内でのお願いには「Could I have ~?」、相手に行動を頼む場合には「Could you ~?」が便利です。すべてを暗記する必要はなく、水、毛布、座席などの単語を基本の型に入れるだけで、多くの場面に対応できます。
まずは「Excuse me.」「Could I have ~?」「Thank you.」の3つを覚えることから始めましょう。よく使うフレーズをスマートフォンに保存しておけば、海外旅行の機内でも落ち着いて伝えられます。


