
英語で「Sorry.」と言われたとき、相手を安心させたいのに、自然な返事がすぐに出てこないことがあります。この記事では、「気にしないで」に近い4つの表現の違いと、軽い謝罪や丁寧に返したい場面での使い方を会話例とともに紹介します。
「気にしないで」を表す4つの英語表現
謝罪への返答としてよく使われるのが、No worries、Don’t worry about it、It’s okay、Never mindです。ただし、自然に聞こえる場面やニュアンスは同じではありません。相手の謝罪が軽いものか、しっかり安心させたいものかを考えて選ぶのがポイントです。
No worries:軽くカジュアルに返す
No worriesは、「気にしないで」「問題ないよ」というカジュアルな表現です。友人との会話や、店で少し待たされた場面など、日常の軽い謝罪に自然に使えます。
Sorry for keeping you waiting.
お待たせして申し訳ありません。
No worries. I’m not in a hurry.
気にしないでください。急いでいませんから。
No worriesは明るく親しみのある響きです。接客の場面でも耳にしますが、格式の高い場や改まった相手には、より丁寧な表現を選ぶと安心です。
Don’t worry about it:相手をしっかり安心させる
Don’t worry about itは、「そのことは心配しないで」という意味です。相手が失敗を気にしているときや、申し訳なさそうにしているときに向いています。
I’m sorry. I gave you the wrong room key.
申し訳ありません。違う部屋の鍵をお渡ししてしまいました。
Don’t worry about it. We noticed right away.
気にしないでください。すぐに気づきましたから。
No worriesよりも、「その件を心配しなくてよい」と相手へ明確に伝える表現です。穏やかな声で言うと、思いやりのある返答になります。
It’s okay:幅広い場面で使いやすい
It’s okayは、謝られたときの「いいですよ」「気にしなくて大丈夫ですよ」に近い表現です。カジュアルな会話から接客まで、幅広い場面で使えます。
Sorry, I got a little water on the table.
すみません、テーブルに少し水をこぼしてしまいました。
It’s okay. Nothing got wet.
大丈夫ですよ。何もぬれていません。
短くIt’s okay.だけでも通じます。ただし、深刻な問題に対して素っ気なく言うと、無理に受け入れているように聞こえる場合があります。I understand.などを続けると、気遣いが伝わりやすくなります。
Never mind:もう必要ないと伝える
Never mindは、「もういいですよ」「そのことは忘れてください」というニュアンスです。単純に相手を安心させるというより、依頼や話題がもう必要なくなったときに使われます。
Sorry, which size were you looking for?
すみません、どのサイズをお探しでしたか。
Never mind. I found it here.
もう大丈夫です。ここで見つけました。
Never mindは言い方によって「もういい」と突き放すように聞こえることがあります。謝罪を穏やかに受け入れたいだけなら、No worriesやIt’s okayのほうが安全です。
軽い謝罪への自然な返答
少し道をふさいでいた、数分待たせたといった軽い謝罪には、短く明るく返すのが自然です。長い説明を加えるより、No worries.やIt’s okay.に一言添えると会話がスムーズに進みます。
店内で通路をふさいでいたとき
Sorry, I’m in your way.
すみません、通路をふさいでいますね。
No worries. I can get through.
気にしないでください。通れますよ。
この程度の小さな出来事には、No worriesがよく合います。軽い謝罪には、短い返答のほうが相手に余計な心配をさせません。
店員が少し遅れているとき
Sorry, this will take another minute.
すみません、あと1分ほどかかります。
It’s okay. Take your time.
大丈夫ですよ。ゆっくりで構いません。
Take your time.を添えると、「急がなくてよい」という気遣いまで伝えられます。相手が作業中の場面で使いやすい組み合わせです。
丁寧に安心させる返答
ホテルや受付などで丁寧に返したいときは、Pleaseやabsolutelyを加えたり、理解を示す一文を続けたりします。表情や声の調子も穏やかにすると、言葉以上に安心感が伝わります。
Pleaseを加えて丁寧に伝える
I’m sorry for the delay with your check-in.
チェックインが遅れており、申し訳ありません。
Please don’t worry about it. I understand.
どうぞ気になさらないでください。事情は分かります。
Please don’t worry about it.は、Don’t worry about it.をやわらかく丁寧にした言い方です。I understand.を続けることで、相手の事情を受け止めていることも示せます。
It’s absolutely fineで安心感を強める
I’m sorry, but your appointment will start a little late.
申し訳ありませんが、ご案内が少し遅れます。
It’s absolutely fine. Thank you for letting me know.
まったく問題ありません。知らせてくださってありがとうございます。
absolutelyを加えると、「本当に気にしていません」という安心感が強まります。丁寧な場面では、返答の後に理解や感謝を示す一文を添えると、落ち着いた印象になります。
基本単語リスト
| 英単語 | 日本語訳 |
|---|---|
| No worries ノー ワリーズ | 気にしないで、問題ないよ |
| Don’t worry about it ドント ウォーリー アバウト イット | そのことは心配しないで |
| It’s okay イッツ オーケイ | いいですよ、気にしないで |
| Never mind ネヴァー マインド | もういいですよ、忘れてください |
| fine ファイン | 問題ない、差し支えない |
| absolutely アブソルートリー | まったく、完全に |
| in a hurry イン ア ハリー | 急いでいる |
| keep someone waiting キープ サムワン ウェイティング | 人を待たせる |
| take your time テイク ユア タイム | ゆっくりで構わない |
| delay ディレイ | 遅れ、遅延 |
| mistake ミステイク | 間違い、ミス |
| understand アンダースタンド | 理解する、事情を分かる |
まとめ
軽い謝罪にはNo worries、幅広い場面ではIt’s okay、相手をしっかり安心させたいときはDon’t worry about itが自然です。Never mindは「もう必要ない」という意味合いが強いため、場面を選びます。丁寧に返すときはPleaseやabsolutelyを加え、理解や感謝の一言を添えてみましょう。

