
英語で相手に少し待ってほしいとき、どの表現を使えば自然なのか迷うことがあります。この記事では、Wait a second、Just a moment、Hold onの違いをはじめ、電話中や丁寧にお願いしたい場面で役立つフレーズを会話形式で紹介します。
「ちょっと待って」の基本3表現と違い
「ちょっと待って」に当たる代表的な表現は、Wait a second、Just a moment、Hold onの3つです。どれも短い時間待ってもらうときに使えますが、相手との関係や場面によって自然な選択が変わります。
3つの違いは厳密な待ち時間ではなく、丁寧さや使われる場面にあります。それぞれのニュアンスを会話の流れで確認しましょう。
少しだけ待ってもらう:Wait a second
Wait a second.は、友人や家族など親しい相手に「ちょっと待って」と伝えるカジュアルな表現です。出かける直前に忘れ物を取りに戻るような、日常の短い場面でよく使われます。
Are you ready to go?
出かける準備はできた?
Wait a second. I need to grab my keys.
ちょっと待って。鍵を取ってこないと。
Sure. I’ll wait by the door.
いいよ。ドアのところで待っているね。
Thanks. I’m ready now.
ありがとう。もう準備できたよ。
secondは「秒」という意味ですが、実際に1秒だけ待ってもらうという意味ではありません。Wait a second.は「ほんの少し待って」という感覚で使う定番の口語表現です。よりくだけた会話では、Wait a sec.と短く言うこともあります。
自然でやや丁寧:Just a moment
Just a moment.は「少々お待ちください」に近く、日常会話から接客まで幅広く使えます。pleaseを加えたJust a moment, please.は、Wait a second.より落ち着いた丁寧な印象になります。
Could you check today’s schedule for me?
今日の予定を確認していただけますか?
Just a moment, please. Let me check.
少々お待ちください。確認いたします。
Of course.
もちろんです。
Thank you for waiting. The schedule is ready.
お待ちいただきありがとうございます。予定を確認できました。
Just a moment.だけでも使えますが、接客や初対面の相手にはpleaseを添えると自然です。迷ったときはJust a moment, please.を選ぶと、幅広い場面に対応できます。
カジュアルに止める:Hold on
Hold on.も「ちょっと待って」という意味ですが、相手の行動や会話をいったん止めたいときによく使われます。親しい相手との会話では自然ですが、命令形なので言い方によっては強く聞こえることがあります。
I’m going to send this message now.
このメッセージを今送るね。
Hold on. There’s a mistake in the address.
ちょっと待って。宛先が間違っているよ。
Oh, you’re right. Thanks for noticing.
あ、本当だ。気づいてくれてありがとう。
Hold on.は親しい相手への呼びかけや電話でよく使われるカジュアルな表現です。目上の人や顧客には、後で紹介するCould you hold…?などを使うほうが丁寧です。
電話中に待ってもらう英語フレーズ
Could you hold for a moment, please?
電話中に相手を保留にするときは、Could you hold for a moment, please?が定番です。holdには、電話を切らずにそのまま待つという意味があります。
I’d like to speak to Ms. Lee, please.
リーさんとお話ししたいのですが。
Certainly. Could you hold for a moment, please?
かしこまりました。少々お待ちいただけますか?
Of course.
もちろんです。
Thank you. I’ll connect you now.
ありがとうございます。ただいまおつなぎします。
保留にしてよいか明確に確認するなら、May I put you on hold?も使えます。電話でのholdは「保留のまま待つ」、put someone on holdは「人を保留にする」という意味です。
丁寧に待ってもらう英語フレーズ
Could you wait here for a moment, please?
相手に丁寧に待ってもらいたいときは、命令形ではなくCould you…?を使って依頼の形にします。待ってほしい場所を伝える場合にも便利です。
Could you wait here for a moment, please?
こちらで少々お待ちいただけますか?
Certainly. No problem.
承知しました。大丈夫です。
Thank you for your patience.
お待ちいただきありがとうございます。
さらに控えめに頼むなら、Would you mind waiting for a moment?も使えます。「少し待っていただいてもよろしいでしょうか」という丁寧な表現です。了承するときはNot at all.やOf course.と答えると自然です。
Wait, please.も文法的には通じますが、状況や口調によっては指示する印象が残ります。仕事や接客では、Could you wait…?のように依頼の形にすると、相手への配慮が伝わりやすくなります。
基本単語リスト
| 英単語 | 日本語訳 |
|---|---|
| wait ウェイト | 待つ |
| second セカンド | 秒、ほんの少し |
| moment モーメント | 少しの間 |
| just ジャスト | ほんの、ちょうど |
| hold on ホールド オン | そのまま待つ |
| for a moment フォー ア モーメント | 少しの間 |
| please プリーズ | お願いします |
| put on hold プット オン ホールド | 電話を保留にする |
| connect コネクト | 電話をつなぐ |
| patience ペイシェンス | 辛抱、待つことへの理解 |
| mind マインド | 気にする、嫌だと思う |
| ready レディ | 準備ができた |
| check チェック | 確認する |
| thank you for waiting サンキュー フォー ウェイティング | お待ちいただきありがとうございます |
まとめ
親しい相手に少し待ってもらうならWait a second.、幅広い場面で使うならJust a moment, please.が自然です。Hold on.はカジュアルな会話や電話で使われますが、丁寧に頼みたいときはCould you wait…?やCould you hold…?に言い換えましょう。

