WEBマーケティングアクセス解析・改善

アクセス解析とは?初心者が見るべき基本指標と改善の進め方

WEBマーケティング

アクセス解析の画面には多くの数字が並ぶため、何を見ればよいのかわからなくなりがちです。大切なのは、数字を集めることではなく、ページを改善するための判断材料として使うことです。

この記事では、初心者が最初に確認したい基本指標と、アクセス解析から改善案を考える手順をわかりやすく整理します。

全部の数字を見る必要はないよ。まずは目的に関係する指標から確認しよう!

アクセス解析とは

アクセス解析とは、Webサイトを訪れた人の行動をデータで確認し、成果や課題を見つけることです。訪問者数、流入元、読まれたページ、申し込み数などを確認します。

代表的なツールにはGoogle Analytics 4(GA4)とGoogle Search Consoleがあります。GA4はサイト内の行動、Search ConsoleはGoogle検索で表示された回数や検索語を確認するために使います。

最初に確認したい基本指標

ユーザー数

サイトを訪れた利用者のおおよその人数です。前月や前年の同じ期間と比べ、訪問者が増えているかを確認します。人数だけで良し悪しを決めず、どこから訪れたかも一緒に見ます。

セッション数

サイトへの訪問回数です。同じ人が別の時間に再訪すると、別のセッションとして数えられます。ユーザー数と比べることで、再訪の傾向も見えてきます。

エンゲージメント率

一定時間以上の閲覧や複数ページの閲覧、設定した成果につながったセッションの割合です。ページを開いてすぐ離れた人ばかりではないかを確認する手がかりになります。

コンバージョン

問い合わせ、購入、資料請求など、サイトの目的となる行動です。アクセスが多くても成果につながっていない場合は、ページ内容や導線を見直す必要があります。

表示回数とクリック率

Search Consoleで、検索結果に表示された回数と、そこからクリックされた割合を確認します。表示回数が多くクリック率が低いページは、タイトルや説明文を改善できる可能性があります。

目的ごとに見る数字を変えます

  • 記事を知ってもらう:表示回数、ユーザー数、流入元
  • 記事をしっかり読んでもらう:エンゲージメント率、平均エンゲージメント時間
  • 次の記事へ進んでもらう:内部リンクのクリック、表示ページ数
  • 問い合わせを増やす:コンバージョン数、コンバージョン率

目的が違えば、重要な数字も変わります。レポートを作る前に、そのページに期待する役割を決めます。

改善は4つの手順で進めます

1.課題のあるページを見つける

表示回数は多いのにクリックされない、訪問者は多いのにすぐ離脱する、読まれているのに問い合わせが少ないなど、目的に対して差があるページを探します。

2.原因の仮説を立てる

タイトルが検索意図と合っていない、冒頭で答えがわからない、ボタンが見つけにくいなど、数字の背景にある原因を考えます。可能なら実際のページをスマートフォンでも確認します。

3.一つだけ変更する

タイトル、見出し、導入文、内部リンク、ボタンなど、仮説に関係する箇所を一つ変更します。複数箇所を同時に変えると、どの変更が結果に影響したのか判断しにくくなります。

4.期間を決めて比較する

変更前後を同じ日数で比べます。曜日や季節の影響もあるため、数日だけで判断せず、アクセス数に合った期間を取ります。

数字を見たら「次に何を変えるか」までセットで決めよう!

よくある失敗

  • アクセス数が増えたことだけで成功と判断する
  • 目的の違うページを同じ指標で比べる
  • 数字が少ない段階で何度も変更する
  • レポート作成だけで終わり、改善を実行しない

アクセス解析は、正解を自動で教えてくれるものではありません。数字から仮説を立て、変更し、結果を確認することで価値が生まれます。

まとめ

初心者はすべての指標を覚えるのではなく、ページの目的に合う数字を選びましょう。課題を見つけ、原因を考え、一つずつ改善する流れを繰り返すことが、アクセス解析を成果につなげる基本です。